医療事務志望だったが、病院の勧めで看護師へ

茶谷香新卒で当院に入り、以来看護の仕事を続けています。実は、最初の面接では医療事務を志望していたんです。でも面接の最中に「あなたは看護師が向いている」と言われ、人の役に立つ仕事をしてみたいと看護学校へ通いながら働くことにしました。

准看護師を経て、30代なかばで正看護師に。その後、病棟副師長、師長を歴任したあと、2015年から看護副部長に任命いただき、2018年から外来師長を務めています。患者さんへの看護が少しでも良くなるよう、日々奮闘しています。

安全性向上に向け、医療安全管理者に就任

また今年からは、医療安全管理者にもなりました。病院内の安全管理体制の指針を構築するために、少しずつですが活動をはじめています。この役割をもらったきっかけは一昨年のことです。看護学校の恩師や上司から、「日本看護協会主催の医療安全研修を受けてみてはどうか」と提案してもらったんです。医療安全を行うには、多職種が認識し合って医療安全に目を向けていく必要があります。その橋渡し役として、頑張っていこうと考えています。

研修から戻ったあと、院内に設置してあったリスクマネジメント委員会のメンバーと協議して、指針の見直しを進めました。ヒヤリハットやアクシデントの事例を集めて、小さな出来事が大きな事故へ発展しないよう毎月工夫しています。医療安全には患者さんからのセクハラなども含まれます。看護師が悩みやストレスを抱えていないかアンケートをして、メンタルヘルスも行っています。

多職種同士が連携して、意識を高め合っていく

医療安全は看護師だけが注意してもうまく機能しません。医師はもちろん、病院内のさまざまなスタッフに理解してもらい、院内に医療安全の風土を作っていくことが大切。安全な病院を維持するためには、組織を越えたスタッフ間のコミュニケーションが必要なのです。

そのため全体研修を毎年行っていますが、去年は参加率90%を越えることができました。一昨年は60%あまりだったので大きく前進です。毎年、年2回全体研修を開催しています。今年は3月の予定です。多職種でグループワークを行い、それぞれの立場から安全性に不備はないか議論をしていきます。提起的にコミュニケーションを取り合うことによって、意識が高まり、今以上に安全性の高い病院へ発達していけると信じています。

医療事務志望だった私でしたが、こうして看護師の仕事をずっと続けるようになりました。人と接するとてもやりがいのある仕事です。看護師になってよかったと心から思っています。

働き始めて一、二ヵ月で やりがいある仕事と実感

高野沙苗一年間、看護補助者として働いた後、去年の4月から正看護師として勤務を始めました。看護師になる前は、この仕事のことを医師のアシスタントのような存在だと思っていました。でも働き始めて一、二ヶ月で、考えが変わりました。

患者さんと一番近い距離にいるのは私たち看護師です。特に当院は高齢の入院患者さんが多く、自分の状態をうまく伝えられない方もいらっしゃいます。そんな患者さんの思いを汲み取り、状況を医師へ伝えたり自らのケアで改善していく。重要な役割を担っている仕事だと実感しています。

私はコミュニケーションに苦手意識を持っています。これからたくさん経験を積んで苦手意識を克服し、私の一言で患者さんを安心させられるような頼りがいある看護師へ成長したいです。

仕事ぶりを間近にみて、介護士から看護師へ転進

西圭介元々、当院の介護病棟に介護士として勤務していました。患者さんの容態が悪くなれば駆けつけ適切な処理をしていく、そんな看護師さんたちの姿を見て憧れを抱くようになりました。その後、看護学校へ入学し、当院へ就職。看護師になって丸二年が経ちました。

看護師は患者さんの容態を把握し、適切なケアを行なうのが仕事です。介護士として働いていた時より責任の大きさを感じています。もちろん、だからこそ大きなやりがいも得られていますね。動けなかった患者さんと一緒にリハビリを行ない、次第に歩けるようになっていく姿を見ると本当に嬉しい気持ちになります。

これから看護師を目指す人、看護学校で学ぶことに無駄なことはないです。しっかりと学んで、一緒に看護の道を歩いていきましょう。

先輩看護師の一言で 自分に自信を持てた

高村愛穂去年4月に新卒で当院へ入り、一年が経ちました。私は不器用で仕事を覚えるのも遅く、うまくできないことを歯がゆく思っていました。時に悔し涙を流す私を見て、指導者の先輩看護師さんが、「他人と比べるより、数ヶ月前の自分と比べるようにしてね」と声を掛けてくださったんです。その時、数ヶ月前から少しは成長できている自分に気づけ自信が持てました。

そうは言っても看護師になって1年で、まだまだできないことばかりです。学生の頃は「患者さんの思いに寄り添った看護をしたい」と思っていましたが、今は自分の業務で手一杯で理想を実現できていません。これから技術と知識を得て、忙しい業務の中でも患者さんへ質の良い看護を提供できるよう努力していきたいです。